フライドチキン

自分でつくるフライドチキン。コツは二度漬け＆二度揚げ。

フライドチキンといえばやっぱりケンタッキーで買ってくるものだというイメージですが、やってみると自分で普通につくれてしかもおいしい。
人につくってあげると意外に喜んでもらえそうです。
手間的にはトンカツや唐揚げとそんなに変わらないです。
まあ揚げ物自体がなかなか手間といえば手間なのですが、油物はそれだけうまいので…。

フライドチキンにも漬込み派、すぐ揚げ派、ハーブにこだわる派、ゆでてから揚げる派とかあるみたいですが、このレシピはその真ん中くらいでしょうか。
ちょっと漬込んで、衣はオールスパイスとコショウ、二度揚げしてサクっと仕上げる。
衣にチリペッパーいれてレッドホット風にしたり、しょうがをいれて和風にしたりとかのアレンジもいけますね。
衣は二度漬けして厚めに。
最初は低温でじっくり揚げて火を通し、しばらく置いたら高温でキツネ色にサクッと揚げる。
この二つがコツといえばコツです。

オールスパイスっていうのはこういうやつですね。
クローブ、ナツメグ、シナモンとかが混ざったやつでケーキのスパイスに使ってもいいらしい。
こういうスパイスを効かせるだけでフライドチキン感がぐっとアップします。



味に飽きたらチリソースとかかけるとおいしいよ。

材料６ピースぶん

・鶏むね肉　１枚
・鶏もも肉　１枚
・牛乳　１カップ
・卵　１個
・チューブにんにく　5cmくらい
・塩（卵牛乳液にいれる用）　小さじ１
・薄力粉　２カップ
・塩　大さじ２
・オールスパイス　小さじ２
・コショウ　小さじ１



つくりかた
むね肉、もも肉は１枚を３等分に切ります。
厚みとかに違いがある場合は包丁をいれて開きながらわけると、揚げ上がりが均一になるのでよいです。
肉にフォークで適当に穴を開けます。
今回は包丁でちょっと切れ目を入れたりしました。
ボウルに卵１個をといて牛乳を加えます。
そこににんにくチューブと塩小さじ１をいれて卵液をつくります。
ここにさっきの鶏肉を漬込みます。
漬けるのは３０分くらい。
この間に油を用意しておきましょう。
自分はこの間に他の揚げ物をしたりします。

漬込みが終わったら、衣をつくります。
小麦粉、塩大さじ２、オールスパイス、コショウをいれて混ぜておきます。
ここらへんお好みでいろんなスパイスを試すのもいいですね。

卵液から肉をとりだして衣をつけます。
そしてさらに卵液に浸して、また衣をつけます。（二度漬け）

そしたら油で揚げましょう。
油はちょっと低温で。150度くらいかな…。
よくわかりませんが、衣が焦げないようにしながら肉にじっくり火を通していきます。
わりと長めに８分程度。
火が通ったらあげておきます。
今回は１セットで２枚ずつ揚げたので、これを３セットやりました。
このあたりは鍋の大きさにあわせて、温度がさがらないようにやるといいです。

一通りやったら二度目の揚げになります。
二度目は２００度くらいの高温で一気にキツネ色にするように揚げます。
これで衣がカリっとしあがります。
２分くらいでたぶん大丈夫。
焦げない程度に揚げたところでとりだして完成！